『いつまでもスーホの白い馬みたいに。』のこと 

あらすじや作品について、作品を観ていただく前に少しだけご紹介します!

 

 出演者紹介

今回、劇団しようよと作品を作るのは、全員25歳以下のフレッシュな俳優たち!

若々しい俳優の皆さんを、いろんな角度からご紹介していきます。

 

 

―『スーホの白い馬』とは―

― 作・演出 大原 渉平からひとこと-

 

今公演の出演者は全員25歳以下、フレッシュな俳優がそろい踏み!

若々しい俳優の皆さんをいろんな角度からご紹介していきます。

 

これまでに劇団しようよに関わりのある方々から、出演者のみなさんを紹介していただきました!

さらに、共演者からも一言ずつコメントをもらっています!

 

1995年5月31日、和歌山県に生まれる。

大谷大学の3回生であり、大学内の演劇サークル、劇団蒲団座の座長を務める。

中学校、高校は野球部と水泳部に所属、大学に入学し、友達の付き添いで、劇団蒲団座の新歓コンパに参加、その場の流れで2次会にまで参加したため、引っ込みが付かなくなり、入団し今に至る。

普段は、生きて届かない乳酸菌という鬱陶しい芸名を名乗っているが、今回はチラシで悪目立ちするという判断を自ら下し、本名での挑戦となった。 八方美人という四字熟語を褒め言葉として捉え、人に嫌われる事を嫌う。そんな自分がちょっと好き。一番嫌いなのは靴下が濡れること。

 

🐎 岡本くんはどんな人?

 

学生劇団時代の後輩です。初めて部室に来た時、「チャラいの来たな。冷やかしかな。」と内心思っていましたが、その第一印象を一気に払拭してくれました。

座長としての立場に押し潰されそうになりながらも懸命に頑張る彼の姿には誇らしささえ感じます。

その実直さは演技の面にも現れていると思います。決してハイレベルとは言えませんが、ずっと見ていたくなるような安心感があります。

大原さんの演出を受けてどのように化けるかが非常に楽しみです。

 

楳山 蓮さん(俳優)より

(『こっちを向いて、みどり』、『あゆみ』出演)

 

🐎 岡本くんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 岡本くんからひとこと!

 


1995年11月28日生まれ。 きゃみーと呼んで下さい。

関ジャニ∞に会いたいと思って芸能人になりたいと思った事をきっかけに高校生から演劇を始める。

ビギナーズユニットに19期生として参加。それから京都で演劇活動を行っている。

 

🐎  川上さんはどんな人?

 

川上唯ちゃんの個性を一言で表すとするなら「元気」だなー、と思います。

初めて舞台上で唯ちゃんを観た時から、彼女は抜群に通る声と溢れんばかりの元気で、圧倒的な存在感を放っていました。

そして普段の本人ももちろんとっても元気なんですが、彼女がいると周りにいる僕たちまで何だかポジティブな気持ちが湧いてくるんですよ。

以前唯ちゃんと共演した際も、そんな彼女の元気にずいぶん助けられたと思います。 例えば、作品に行き詰まって稽古場の空気が停滞してきた時なんかでも、

唯ちゃんは常に明るいんですね。唯ちゃんが元気に楽しんで稽古に取り組んでくれるお陰で、全体が変に暗くなったり、深みに嵌らずにすんでいたと思います。

こういう元気って、創作の現場に限らずめちゃくちゃ大事なことだと思うんですが、唯ちゃんはそれが自然に出来る素晴らしい女優さんでした。

そんな現場の潤滑油にも推進力にもなる彼女の元気は、きっと今回のしようよでも頼りにされてるんじゃないかなと思います。

とっても個性的で面白い女優さんだと思うので、今回しようよさんの作品で、唯ちゃんの個性がどう活かされるのかがとても楽しみです!期待してます!

   

高橋 紘介さん(俳優)より

(『こっちを向いて、みどり』、『あゆみ』出演)

 

 

 

🐎 川上さんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 川上さんからひとこと

 


1995年7月24日大阪生まれ、西宮育ち。西宮在住。 同志社大学在学。同大学の学生劇団、第三劇場所属。 主な活動場所は京都。大阪、兵庫でもちらほら。

第一印象で与える年齢が高め。二十歳前半の悩みは25-28歳に見られる割合の異常な高さ。 基本的に常時機嫌が良い。舞台は観るのもすき。マイムもすき(憧れ)。お酒と食べものもすき。虫とらっきょは苦手。

主な出演作品は、どうする?企画『神様とその他の変種』(神戸)  ドキドキぼーいず『僻地まで』(大大阪舞台博覧会出展作品)  演劇集団Qプロデュース公演『自慢の息子』(京都) 

 

🐎 倉橋さんはどんな人?

 

初めはツイッターの写真を見て「アイドルやん」と思ったのに、いざ演劇の現場で会ってみて「骨太やん(性格からくる雰囲気が)」と思って、騙された気持ちになったことを今でも覚えています。

彼女はギャップが凄いですが、お芝居はある独特な「香り」を放っていると、私は感じています。人を惹きつける、だけど複雑な「香り」です。

何というか、甘えさ控えめのアイスカフェラテみたいな女優です。ぜひ、劇場でご賞味あれ。  

 

 

本間広大さん(ドキドキぼーいず/作家・演出家)より

(『スーホの白い馬みたいに。』再演ver 出演)

 

🐎 倉橋さんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 倉橋さんからひとこと!

 


1996年7月31日生まれ。大阪生まれ大阪育ちだが8年近く京都に通学している。 同志社小劇場所属。

3才からクラシックバレエを習っており、友人の誘いで昨年7月より同志社小劇場で演劇をはじめ、12月に初舞台を踏んだ。外部公演には今回がはじめての参加となる。 仏像が大好き。推し仏については小一時間は語れる。  

 

🐎 国部さんはどんな人?

 

良い意味で、『普通の女の子』を演じれる後輩、TwitterのTLを覗くと、だいたいそこにいます。

以前自劇団の新歓公演で『あゆみ(長編)作:柴幸男』を上演した時には、子供と大人の間を行き来する女性の姿を、等身大で演じてくれました。

一言:熱中症等には気をつけてください。本公演以外で芝居するぽりこの姿、とても楽しみにしています!

 

 

市毛 達也さん(同志社小劇場/俳優)より

 

(『こっちを向いて、みどり』出演)

 

🐎 国部さんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 国部さんからひとこと

 


1993年2月14日生まれ。プロトテアトル所属。

1日に一度は嘘をつかないと生きていけない性分。漫画と鶏肉とチーズが栄養源。犬派。

高校の演劇部から始まり、2010年演劇ワリカンネットワーク トリプル3 南河内万歳一座×すばるホール 『あらし』(作・演 内藤裕敬)に出演、小劇場の世界を知る。近畿大学舞台芸術専攻中退。在学中に主宰FOペレイラ宏一朗を中心にプロトテアトルを旗揚げ。以降全ての公演に参加。 

 

🐎 小島くんはどんな人?

 

こじの芝居はどんな時でも一本太い支柱が立っている。そんな印象です。安定感があるというか、ぶれないというか。

ただ彼は人見知りな部分があるので、初の外部出演というわけで借りてきた猫状態になってないかと少し心配しています。

プロトテアトルでの彼とはまた違う表情が見られるんじゃないかと今からワクワクしています。純粋に楽しみです。 

 

 

 

豊島 祐貴さん(プロトテアトル/俳優)より

(『こっちを向いて、みどり』出演)

 

🐎 小島くんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 小島くんからひとこと!

 


1992年2月2日生まれ。 勝手にユニットBOYCOTT所属。

外池家の三男として徳島県で生まれ、滋賀県で育つ。しかし琵琶湖には縁がない。 座右の銘は「いつでも微笑みを」 大学入学後、ゼミの女の子の付き添いで佛教大学劇団紫に入部。 なんやかんやと、卒業後もサラリーマンの傍ら演劇を続けている。 2016年の主な出演歴は 虹色結社『ゼゼラゼゼラデメニギス』 四方香菜Produce.vol3『マンサク』など。

 

🐎 外池くんはどんな人?

 

外池くん。トノイケくん。そう、彼は四六時中ニコニコしています。茶目っ気の塊です。

もしかしたら、僕の知らないところでドスの利いた声を出して後輩をいびり倒している可能性は捨て切れませんが、まあそんなことは良いのです。

彼がニコニコしてくれているだけで、現場がハツラツとします。それは舞台監督としてはとてもありがたく思っています。

彼へ何か一言コメントを、ということなので、えー、「まだ外池くんとちゃんと知り合う前、『そといけ』くんだと思っていました。ごめんなさい」。これは失礼以前に僕の学の無さを出しているだけな気もしますが、でもきっと彼はニコニコしいててくれると思います。有り難いです。

 

脇田 友さん(俳優・舞台監督)より

(『茶摘み』、『ガールズ、遠く ―バージンセンチネル―』出演)

 

 

 

🐎 外池くんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 外池くんからひとこと!

 


1992年10月29日生まれ、滋賀県出身。勝手にユニットBOYCCOT所属。

やりがいを求め大学から演劇を始める。ほどなくして唐十郎の作品に出会い脳内で演劇大革命が起きる。

同時期にムキムキなおじさんがドンパチして派手に爆発する映画に出会い更に価値観がぶっ壊される。溢れ出る衝撃と自らの芝居とをコミットさせたい、そんな感じで、今に至る。ガリガリなのでいつの日かムキムキなミリタリーアングラおじさんになりたい。 主な出演作 勝手にユニットBOYCCOT♯3『πを求めて三千光年』

 

🐎 鳥居くんはどんな人?

 

岡本と同じく、学生劇団時代の後輩です。

非常に不器用ですが、それを補って余り熱量が彼にはあります。常に予想の斜め上を行く演技を提供してくれる、びっくり箱みたいな役者です。

彼が最終的に幸せにならなかったのなら、本当にこの世の中はクソなんだろうなと思っています。

舞台上では常に全力を出しており、休む間を与えません。サドでパンクな精神が内包された演技を、大原さんはどう調理していくのかが気になっています。

 

楳山 蓮さん(俳優)より

(『こっちを向いて、みどり』、『あゆみ』出演)

 

🐎 鳥居くんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 鳥居くんからひとこと!

 


1994年7月24日京都生まれ。夕暮れ社 弱男ユニット所属。

舞台美術に興味を持ち小劇場に携わるようになる。2013年夕暮れ社入団をきっかけに俳優としても活動している。

身長148㎝から発せられるエモーショナルさを武器として展開されていく役が多い。

劇団の主な出演作品は、「プール(2014年)」「ハイアガール(2016年)」(共に京都芸術センター)「モノ(2016年)」(AI HALL)で主演を務めている。

他の活動としても、ヨーロッパ企画presents「ハイタウン」やKBS京都テレビ「暗い旅」への出演や、NHK Eテレ「趣味の園芸」への声優出演など活動の幅を広げている。

 

🐎 南さんはどんな人?

 

南さんの印象彼女は天真爛漫な無邪気さを持ち、凄くニュートラルなリアクションが出来る素敵な女優さんだと思います。

基本漢字が読めないので皆さん教えてあげてください笑!

 

御厨 亮さん(GERO/俳優)より

(再演『パフ』、『こんな気持ちになるなんて』スイカver出演)

 

🐎 南さんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 南さんからひとこと!

 


1993年2月6日生まれ、京都府出身劇団しようよ団員。

高校時代より演劇活動を開始、2012年に「演劇ビギナーズユニット2012」に参加したことをきっかけに、小劇場での活動を本格化する。同年より、劇団虹色結社の代表も務める。

劇団しようよには2013年度に期間劇団員として参加し、2014年度より正式に劇団員となる。

 

🐎 藤村くんはどんな人?

 

共演者ブレイカー、座組アイドル、宇宙人、怪獣、爆弾。

毎回稽古で、今日は何をしでかすのかと全員楽しみに見られては、いろんな人に突っ込まれ、人一倍たくましくなっていきます。

しようよの空気に欠かせなくなった人です。 今回もこーじ節が発揮されていることと思いワクワクしております! 

 

長南 洸生さん(悪い芝居/俳優)より

 

(『ドナドナによろしく』、『スーホの白い馬みたいに。』、『こんな気持ちになるなんて』他出演)

 

🐎 藤村くんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 藤村くんからのひとこと!

 


1990年11月23日生まれ、佐賀県出身。劇団しようよ団員。

高校入学時、なかよしの友達が演劇部に入部したことがきっかけで演劇を始める。大学在学中も演劇活動を継続し、2011年、劇団 月面クロワッサンの旗揚げに参加。好きなものはファミチキ。ちょうちょが大嫌い。本当に嫌い。

主な出演作品に、『スーホの白い馬みたいに。』(2014)アーティストインレジデンスin松原京極商店街『松原京極オプマジカリアルテクノ』(2015)『こっちを向いて、みどり』(2016)などがある。

 

🐎 西村さんはどんな人?

 

西村花織?誰ですかそれ、ちょっとわかんないっすね。

あ、それよりこの前、やろうよ?みたいな?劇団観に行った時に出てた、背が高くて、色が白くて、声がきれいな、ビミョーーーーに可愛い女優がいたんですよ。

お芝居も自然な感じで、なんか目引くっていうか、自分には無いものもってて、ちょっと悔しかったなぁ。

あの子よかったですよ、名前なんだったかな。

え?

あ、あれが西村さんなの?えー!そうだったんだー!

そっかぁ〜、いやー、あの人、性格良さそうに見えるけど多分あんまり性格よくないですよ。何かもってないといい芝居はできないって私は思ってます。

西村さんはしようよの劇団員なんですか?それは根性ありますね。

好きですね、ぶっちゃけ。

 

 

紙本 明子さん(劇団衛星/俳優)より

(『こっちを向いて、みどり』出演)

 

 

 

🐎 西村さんを共演者が一言で紹介!

 

 

🐎 西村さんからのひとこと!

 


大原 渉平 

1988年11月11日生まれ、滋賀県出身。

学生時代より演劇活動を開始し、2011年に劇団しようよを旗揚げ。以降、全作品で作・演出を担当。誰もが知るイメージを手がかりに、歴史と記憶、社会と個人の狭間を駆け抜けながら、ごく小さな感傷に手をさしのべる作風が特徴。悪い芝居ピンク地底人壱劇屋劇団衛星など、様々な劇団への客演をはじめ、媒体・分野を問わず外部出演作品多数。ワークショップ講師としても活動。 

 

🐎 大原さんはどんな人?

 

俳優としての渉平さん、ですか。

なんかこう、ぱっと見ハリネズミみたいな、すばしっこさもあり可愛らしさもある、そんな演技をされている印象を受けます。ぱっと見はね。

しかし一枚皮を剥ぐと、そこには月ぐらいのサイズのウニみたいな、中身を墨汁で満たしたスーパーカミオカンデみたいな、とんでもない反骨精神が隠れています。

渉平さんがそれを隠そうとしているのかしてないのかは分かりませんが、演技中の渉平さんからは確実にどす黒いものが臭ってきます。

それはプンプン臭うこともありますし、微かに漂ってくることもあります。このニオイが俳優としての渉平さんの愛すべきポイントだと思います。

以上の文は私の主観でしかありませんし、自分で読み返してみてもちょっとよく分からないので、

是非とも皆様劇場にお越しになって渉平さんの演技をその眼でご覧になってください。

高山 涼さん(俳優)より  

(『スーホの白い馬みたいに。』『パフ』他出演)

 

🐎 大原さんを共演者が一言で紹介! 

 

吉見 拓哉 

 

1988年7月22日生まれ、大阪府出身。大阪、京都のライブハウスを中心に、月3・4本ほどのペースで弾き語り活動を行う。クセの強い歌い方とかき鳴らすギターで、それぞれの幸せと不幸にケチをつけ、別角度から光明を見出す。たしなむ感じで来られても、その、困る。劇団しようよには2011年の旗揚げから所属。ほぼ全作品で劇伴を担当するが、作品のために曲を書き下ろすことは少ない。ライブハウスでの活動と同じく、その場での演奏に価値を見出す為、自身の楽曲をシーンに合わせて変化させ、演奏することを得意としている。

 

🐎 吉見さんはどんな人? 

 

「吉見」・・・・。

「吉見」という字をノートに書いてみた。

濃い目の2Bの鉛筆で書いても、フリクションのボールペンで書いても、かすれかけた筆ペンで書いても、それはどこまでいっても「吉見」だったのだ。

僕は忘れない。

吉見くんの家に遊びに行った際にロックマンX3を3時間くらいで全クリしたところ、吉見くんの弟にちょっと尊敬された事も。

大学3年生のお昼休み時に「大原くん申し訳ないねんけどレポート書いてくれへんか」と言ってなぜか書かされた事も。

20秒あたためるパンを間違えて20分間レンジ温め、稲垣(元劇団員)宅を煙まみれにした事も。

僕の家にきて、一緒にレトルトカレーを食べている時に、「カレーには幸せになる成分が入っている」と言って聞かなかった事も。

ぜんぶぜんぶ吉見くんなのだ。それはかけがえのない、吉見くんの断片なのだ。

そして、舞台でみなさんが目の当たりにするのもまたそれも吉見くんなのである。

どうか、「いつまでもスーホの白い馬みたいに。」で、あなただけの吉見くんを見つけて欲しい。僕は、そう願っています。ご期待下さい。

 

 

大原 渉平さんより

(劇団しようよ/『茶摘み』『スーホの白い馬みたいに。』『パフ』他出演)

 

🐎 吉見さんを共演者が一言で紹介!